2011年2月5日土曜日

a song of February 22th









どうやら2月が好きです。

今日の夜なんてわたしの大好きなにおい、「ああ、これこれ」っていう2月のにおいがして、

春くるかも…みたいな、梅の花もとおくにいて、でもまだちょっと寒い。これが2月。
移り変わりたいけど、まだちょっとまって!っていうこのにおいにいつも心の琴線がポロンポロンと鳴りまくってしまう。






わたしの大学生活がひとつ、ひとつ終わっていく。

バイトしていたレストランが閉店した。

今日が最後の日、少しだけ顔を出してきた。

やめたのはもう1年半も前になる。
チェブラーシカの気持ちがわかる。どうして時間は過ぎるんだ?



店の駐車場に入って、車を降りると、2月のにおいがして、見慣れた建物にはめ込まれたステンドグラスから漏れる色とりどりの灯りがきらきらとこぼれていた。当時気に入ってつけていた香水の匂いが鼻をかすめて、「あれ?」ってなった。チェリーブロッサムのみずみずしい匂い。

脳の中で嗅覚を司るところと、記憶を司るところはととても近くて、においを嗅ぐと当時の忘れていた記憶がものすごい鮮明に蘇ってくることがあるらしい。私はつまりその逆を体験した。私にとってはこの匂いも2月のにおい。



ここで働いていた時期は、普通の大学生の女の子としては一番充実してた。



私に会いにきてくれる常連さんができたり、

お客さんがいないときに皆で大声で歌ったり踊ったり、

とにかく世間を知った!っていう実感があったり、

バイトの後にそのままディズニーランド行ったな、車でいろんな所にいった。

彼氏が車で迎えにきてくれた日、近くのコンビニで写真を現像していたら警官に補導されたりした。
補導なんてされたの後にも先にもその1回だけで二人でお笑いした。


普通の女子大生ができた貴重な時間でした。

そのかわり、美大生としての自分にとても混乱し、制作していく人間としてうまくいかなくなって。
2足のわらじは履けないのだという事を痛感した。3年に上がるときが分岐点だとおもった。
私は楽しい女子大生生活をやめて、美大生としての自分に戻った。


もう会えないと思ってた人たち、お世話になった主婦のおねーさまたちや昔の店長にも会えて本当に嬉しかったです。
他にも予備校の先生とかいろいろバイトしてたのに、ここでのことは私にとってはとても特別な時間です。




こんなに長く書くつもりは無かった。さらっとした文章で済ませるつもりだったのに
今最高におセンチです。建物も全部壊してしまうらしい。本当に寂しくてたまらないけど、
そりゃそうだ。あんな派手な洋館は他の系列では使えない。


そもそも今日だって本当は行くはずじゃなかったんだ。
でもあの店の最後のオーダーがわたしが食べたシチリアで、美味しかったから良いや。




鎌倉で紅梅と白梅の両方をつける梅の木に会った事がある。



皆 他の店舗や職場に散ってしまうらしい。
久しぶりに会ったまいちゃんは結婚してタイに行くらしい。

だれも予想しなかった方向へ時間が進んでいく。




みんな「思いのまま」になんていかないけど、

まいちゃんはなんだか幸せそうだったから、それでも良いや。



私だってできることなら、カーステレオからジャックジョンソンが流れていた日に戻りたい。
でもねチェブ、それはできないんだよ。




Do you rememberーーーーJack johnson

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