2010年12月16日木曜日

It will be a little while before dinner is ready.




昔から作業が速くても汚いのが悩みでした。

昔からって言っても、本当に昔からです、それこそ7歳くらいから。
クラスで硬筆の選手になっていのこりで書いていても、私は周りの子より書くのが速いんだけど、最終的にどうしても詰めが甘かったり、なかなかある一定以上に伸びなかったり。そういうところがあって、それはやっぱり美大受験のときも結局そういう欠点は治らなかった。
いつも浅い所で終わってしまうんだな。なんとなく。雰囲気は完成してても、粗っぽい。がさつなんだ。無神経っていうか。大学生活のなかでもひっそりとずっと気にしていた。自分の美意識の限界って、すごく浅い所にあるみたいでさ。無理矢理に自分のそういうところを肯定しようとおもったりしたこともあったけど。


でも今回卒制では、自分のそういう部分でがっかりしない結果がどうしても出したくて、いつもの自分じゃ考えられないくらい神経をつかって丁寧に作っています。(心がけていても結局失敗することもあるんだけど)
だもんだから、ものすごく時間がかかってしまって、とても反省してはいるものの、でも今回は、これだけはゆすれない。たとえ成績が悪くても、あたしだってきれいなのつくれるんだから。
神経をつかって作業した時間の積み重ね(それがたとえ単純なものでも)がうみだす、ぎゅっと濃縮したつよさ、みたいなものって、やっぱり仕事が奇麗。っていう言葉じゃ片付けられない魅力になるような気がするっていうか。そういうのがずっとうらやましかったんだ。


もうじき卒業だっていう実感がちょっとずつ気配を見せ始めた今、
あたし、4年間でなにが出来るようになったんだろ、って思うとなかなか胸を張って言える事ってない。

でもこのあいだ作業中に自分の手をふと見たら、あんまり汚れていなくって、ああ、これかも。っておもった。
前はもっとグッチャーって染料着いてたり、カシューついてたりしてたけど。
小さい事だけど、ここは自分で認めてあげよう。とおもった。

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