2010年9月24日金曜日

抜粋

敬愛する よしもとばなな氏の日記より。

2010.09.11

久々にゆいこに会い、お茶をしたり、お菓子を食べたりする。
この夏の暑さは異様だね、という話をした。
そして最近よく見かける人たち第二弾として、ほんとうはほとんどなんにもできないのに、万能なもうひとりの自分を虚像として作り上げ、そっちに魂をどんどんあげてしまって本体はどんどん自信をなくしていく人たちについて、語り合った。
人間は弱いからだれにでもこういう気があるけど、ほんとうになにかができるときって、もう地べたからというか、あ、これができた、よかった、これだけでもできた、よし、っていうふうに自信がついていく。病気をして寝込んだことがある人にはよくわかるはず。あれが、自信。床のぞうきんがけに実に似ているもの。
なにもないのになにかあるふうに生きていると、いつも夏休みの宿題やってない人みたいな気分で、つらいだろうな…、自分は地べた派でいこうとしみじみ思う。そのほうが楽だし。

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